小上がり和室の高さ その後

以前、小上がり和室の高さという記事を書きました。

和室を小上がりにするとき、どのくらいの高さが良いだろうか、検討をした結果、40cmに落ち着きましたという記事です。

 

実際に住んでみたところ、40cmの段差は丁度よいです。

腰掛けるにはちょうどよく、ゴロンと寝転がるにもちょうどよい高さです。

正直、洗濯物を持って和室に上がろうとすると(和室に収納可能な物干しワイヤーを取り付けています。)つい、よっこいしょと言ってしまいます。

また、先日長男がその40cmの段差で落ちました。当りどころよく、泣くこともなく痛みも無いとのことでしたが、子供の安全を求めつつ小上がり和室が欲しい場合は子供が大きくなるまでの間はウレタン製のマット等を敷くことを想定した方が良いかもしれません。

こんなのですね。

よっこいしょや安全への配慮を差し引いても、小上がりになっているためソファに座っていても、ダイニングテーブルに座っていても、キッチンに立っていても、どこからでも子供を見ることができる安心感はあります。

また、和室は床に座ったり寝転んだりすることが多い場所ですが、小上がりにすることでホコリの侵入を防ぐこともできます(しっかり掃除しろよと言われれば、何も反論できませんが(´・ω・`))。

総じて、小上がりにして良かったなと思っております。

一つ追加で、床の高さに変化が生じることで、空間に面白みが追加されたなとも思います。

 

間取りを考える際に横方向だけでなく、縦方向も含めて三次元的に考えてみると、また一つ満足のいく家造りができるかもしれません。

 

更に追加で、和室の入り口を建具でなく、ロールスクリーンにした結果ですが…。

良いです。

普段は開放状態ですので、もし建具を付けていたらば開放感が失われていたと思います。

お客さんが来られた時にはしっかり閉じて遮光もできています。

妻の妹さんが来られた時には、妻が朝ごはんを作る音でも目覚めなかったので、遮音も期待できる…!?

吊り押入れの下は子どもたちのおもちゃで溢れています。