“風薫る”と言いますが、これは春、花の香りを運んでくれる風や、初夏、真夏を前にした暑い日差しの中で涼しさを届けてくれる風を言っているのだと思っています。
室内に外気を呼び込むことは、呼気や料理による排煙など、生活による汚染空気や湿気を外部に排出してくれ、快適な室内環境を約束してくれるでしょう。
外気を取り込む方法は様々ありますが、最も大きな要因は開口部の大きさです。開口部が大きいほど沢山の空気が取り込める、想像し易いと思います。
木楽舎の家造りは外部の光・風などのパッシブ要素を室内に招き入れることを是としているので、開口部は大きめに設定することが多いですが、更に大きくするためにこんなものを検討しては如何でしょうか。
これは…何でしょうか。
玄関にこれを取り付けると…。
こうなります。
ロール式の玄関網戸ですね。昨年も大活躍しまして、今年も使い始めるのに網戸部分を洗ったところです。
北側玄関のお家の場合、南側に庭・大きな掃き出し窓を設置するプランが多いです。その場合北側に大きな開口部が出現することで、南から北へと風が通り抜ける、風のとおり道が出現します。
後付けで設置することもできるので、建築した皆様も含め、オススメしたいものです。
更にあわよくば、郊外居住をオススメしたいもの。薫る風の爽やかさが更に心地のよいものになります。(洗濯物が焚き火の香りになるので野焼きシーズンは警戒が必要ですが…!!)