米ぬかでウッドデッキを磨いてみた

最近、ウッドデッキにかさつきを感じてきましたので、再塗装を検討しておりました。

我が家のウッドデッキはノンロットという、木材に浸透する塗料を使っていましたので、再塗装もこちらを使用するつもりでしたが、少々お高い(´・ω・`)

何かよい塗料は無いかと考えて辿り着きましたのが”米ぬか”です。

改めて、米ぬかは、玄米を精米機にかけたとき、削った不要な部分で、農家でボカシ肥料などとして使う以外は一般には捨ててしまうものです。捨ててしまうものなら、安く手に入るのではと考えたところ。

米ぬかには植物性由来の脂分が豊富に含まれていますので、米ぬかをガーゼに包んだもので擦ってあげるとウッドデッキに油が浸透し、艶が出て長持ちするのです。

近くに、お米を買いに行く酒屋さんがありますので聞いてみたところ、快く頂戴することができました。

米ぬかは腐りやすいですので、一部だけ冷蔵庫に入れて、残りは冷凍し、手入れをするたび毎に解凍して使うこととしました。

使い古したガーゼを水に浸して、固く絞ったものに米ぬかを入れ、早速拭き上げてみました。

ガーゼの真横が米ぬかで拭いたところ、隙間を挟んで上の板が拭き上げ前です。

正直、一回拭いただけでは見た目の上では何も変わりませんでした。ただ、手で触れてみると、拭き上げたところはうっすら油が乗って手ざわりが良くなった気がします。

私と同じように、米ぬかで手入れをされている方は調べると多々いらっしゃるようですが、米ぬかの場合、じんわりと床に浸透していくようなので、ひと月、あるいは一週間に一度米ぬかで拭いて、段々効いてくるもののようです。いつまで根気が続くか分かりませんが、完全自然由来のもので経済的なものですので、継続して手入れしてみようと思います。

 

思いつきで、「手っ取り早く、米ぬかを絞って米油で拭けば良いのでは?」と思い調べてみますと…。

Amazon 様より 卓上油搾り機

卓上油搾り機なるものがあるようで、ただ、ちょっとお高いので今回は見送りになりました。

調べていると米ぬか、床磨き堆肥として以外にも、米ぬか洗顔、米ぬか歯磨き、米ぬか入浴剤、当然、ぬか床としても使用できますし、様々利用法がありそうです。

驚いたのは、床磨きのあと、自分の手が艶々になっていたことです。化粧品関連の商品が出ているのも納得です。

 

ウッドデッキだけでなく、室内の杉床も磨いていこうと思いますので、また具合をレポート致します。