窓の相棒

みなさんおはこんばんにちは、安東です。

少しずつ涼しくなってきたと思いきや、蒸し暑さがぶり返してきましたね・・・

 

それでもモデルハウス「青RINGO木上」はエアコンなしでも心地よい風が通り抜けます。

 

ハナも言っているように(?)、きちんとパッシブデザインされた住まいはエアコンを使わなくていい時間がグンッと長くなります。

通風によって建物内の熱を排熱し、肌の体感温度を下げることが夏のパッシブデザインの大きな肝。

 

そのためにはそもそも、「窓を開けられるようにしておくこと」が大切です。

 

え?何を当たり前のことを言っているんだ、って?

実はあることを怠ると「開けられない窓」を作ってしまうことになるのです。

 

まず確認しておきたいのが窓の開き方。

 

↓これは言わずもがなの「引き違い窓」。

 

↓続いて、根本が少しスライドしながら横に開く「縦すべり出し窓」。

 

↓そして、庇(ひさし)のようにせり出していく「横すべり出し窓」。

 

というように、様々な開き方があります。

これらの中でも特に気を付けなければいけないのが、引き違い窓や縦すべり出し窓のように「庇(ひさし)がなければ雨が振り込んでしまう窓」です。

 

先日の木元さんのブログでもあるように、屋根がかからない部分の窓にも庇をつけることができます。

 

また、既製品では対応できないサイズの場合などは、職人さんと造ったりします↓

 

この庇があるかないかはとても地味なことですが、住み心地(特に夏)に大きく影響します。

悲しいことに、町なかを見渡すと「あれ、庇がなくて大丈夫かなぁ・・・?」と心配になる窓がたくさんあります。

 

 

さてさて、今月20日はお久しぶりの「構造見学会」!そして、隣家の内覧もできます!