移り住むということ

みなさんおはこんばんにちは、安東です。

先日の木元さんのブログで面白いムービーが紹介されていたので、早速じぶんVer.を検索してみました。(名前は洋輔)

あったぁあああ!!(歓喜)

しかし、ようちゃんて!!!(笑)

「ちゃん付け」って距離感が取りづらいですけど、元気が出たのでよしとしましょう(笑)

 

さて、これは一昨日のお話になりますが、これから解体するお家の「解体祭」を行いました。

実はこのお施主さんは、このお家の元の持ち主ではありません。

長年にわたり手入れをしながら暮らしていた持ち主さんが手放すことになり、この場所をとても気に入られたお施主さんが1年前に購入しました。

この場所は「市街化調整区域」といって、むやみやたらに建築ができない場所に指定されています。

1年をかけて様々な条件をクリアした結果、やっと建築の許可が下りたので、古家の解体を行うに至りました。

ただ、元の持ち主さんの愛着が込められている場所だと知っていたので「解体祭を行いませんか?」とお話ししたところ、快くご了承いただきました。

解体祭が無事に終了し、神主の江藤さんからのお言葉。

「人から借りた物を返すとき、ありがとうと丁寧にお礼を伝えるととても気持ちがいいものです。それと同じで、家を解体するときもこうやって丁寧にお清めをすることが、とても大切なことなのです。」

染み入ります。

移り住むにあたり、先の住人の想いを汲むということは、とても人間らしいと思います。

住まいづくりのみならず、すべてのことにおいて、こういう気持ちで臨みたいものです。

 

さてここで、次回の完成見学会のお知らせです。

生まれ育った場所に再び家族が集まり、暮らしが始まります。

ご都合あえば、ぜひお越しください◎