みなさんおはこんばんにちは、安東です。
春の陽気に浮かれっぱなしでお仕事が捗っていない安東さんは、日曜日も事務所に缶詰めですが・・・。
さて、昨日・一昨日はアフターメンテナンスに駆けずり回っていました。
こちらのお住まいには「びおソーラー」が搭載されています。
外の空気を太陽で暖めながら室内に送るシステムなので、動作確認や臭いの防止がとても重要になります。
お引越しから1年半たちますが、冬場はとても心地が良いという声を毎年いただいていて、嬉しい限りです。
そしてこちらは、大分市賀来に建つ愛称「どろんこ・びおハウス」。
外回りやお手入れの相談を受け、立ち寄りました。
すると何やら見慣れないものが・・・
これはご主人がDIYで取り付けた自転車ホルダーとのこと。
かっこえぇ~!!
これは「ラブリコ」というDIY商品と2×4材を組み合わせているとのことで、簡単に言えば「つっぱり棒」のようにしている仕組みなんだとか。
びおハウスの雰囲気にもピッタリ合っていて、暮らしを楽しまれている様子がとても嬉しかったです。
さてさて、こちらのお施主さんからの相談にこんなものがありました。
「階段の木の手摺りがだんだんと黒ずんできたので手入れしたいけど、セスキ水みたいなもので拭いてもいいんですか?」
このお住まいに限らず、木楽舎では大工さんが造る木の手摺りが大活躍することになります。
床や水回りの木にはオスモのような自然塗料を塗りますが、手摺りはむき出しのことがほとんどです。
ですから、手の脂やホコリが混ざって黒くくすんで来るのが早いんですね。
確かに、油汚れに効果的なセスキ水や重曹を使ってお手入れをしたくなる気持ちは、よ~く分かります。
しかし、その場でメンテナンス屋さんに相談すると・・・
「無垢の木はアルカリ性のものと反応して黒くなる場合もあるからなぁ・・・」
・・・なんですと???
ということで、急遽実験をしてみました。
現場でもらってきた杉の床材↓
そして、塗布するのはたまたま事務所にあったこちら↓
今回は効果を分かりやすくするために豪快に吹きかけてから、拭き取ります。
・・・10分後
・・・ちょっと黒ずんでいるような・・・・・・
やっぱり!!!
ということで、セスキ水や重曹を不用意に用いると黒ずんでしまう可能性がとても高いようです💦
ですから、無塗装の木のお手入れとしては、
- 日ごろから乾拭きを行う。
- 定期的に硬く絞った雑巾で水拭きする。
- 手垢がついてきた場合は、軽く湿らせたメラミンスポンジなどで軽くこする。
という方法が良いと思います💡
皆さんも木のお手入れは注意しながら楽しんでください~◎
あ、ちなみにこちらのお施主さんは「どんぐりタイム」という、子どもたちの考える力と読解力を高める教室を主宰しています💡
ブログを読めば分かりますが、なんだかすんごく楽しくてためになりそう!!!
私もこんな先生に出会えていたら、休日にお仕事をしなくて済むような人間になれたのかしら・・・なんちゃって(笑)
ぜひぜひ、参加してみてくださいね~◎