住まいの顔

みなさんおはこんばんにちは、安東です。

ようやく明日のプラン打ち合わせの資料が完成しました。

やっぱりプランづくりはアドレナリンが出てハイになる夜に限るよね!!

(他の仕事がうまく捌けずこの時間に至った、という言い方も可)

 

さて、こちらの方とのプランはこれで3回目。

社内コンペで落選した私のプランを生き返らせてくれた方なので、ガゼン力が入ります(笑)

 

北側道路で他の3方向を建物に囲まれている立地条件だったので、↓のような提案をしてみたら「おもしろい!」と気に入ってもらえたというストーリー。

 

その後の紆余曲折を経て、結局は純粋な平屋に落ち着きそうなんですけどね(笑)

 

さて、「プラン」と聞くと「間取りを考えること」と思ってしまいがちですが、実はそれだけではありません。

パッシブデザインや駐車計画上、建物の配置や周辺環境との関係も含めて総合的に計画していく、とても奥が深いものなのです。

 

その中でも、私たち設計側が常に気にするのが「建物がどう見えるか?」という点。

やはり町なみに長く建ち続ける住まいですから、少しでも美しく、端正な姿にしたいもの。

 

明日の打ち合わせに際しても、2つのプランに対して「住まいの顔」がどう映るか頭を捻りました。

まずはプランA。

 

そして、プランB。

 

ほとんど一緒に見える両プランですが、屋根の高さや勾配(こうばい・傾きのこと)、勾配が始まるラインなど、異なる調整を繰り返しています。

そして、最大の違いは窓です。

 

プランAは、同じサイズの「すべり出し窓」(スライドするように開閉する窓のこと)を同じ高さで並べ、メリハリをつけるために木の枠でオシャレをしています。

プランBは、大きなすべり出し窓で景色を楽しみつつ、その他の窓は「上げ下げ窓」(上げ下げする・・・窓です)の高さをそろえて配置しています。

 

窓の整え方ひとつ取っても、これほど住まいの顔は印象を変えます

まだまだ詳細を検討していかなければなりませんが、明日、気に入っていただけるようにがむばります!!