みなさんおはこんばんにちは、安東です。
あっという間に8月が終わりそうですね。
朝、家を出て駐車場に向かう道すがら、ランドセルをかるった小学生とすれ違って、
「アレ?8月ってまだ夏休みじゃないの?」
だなんて思ったのは内緒です(苦笑)
私たちが小学生の頃はたしか、8月いっぱいまで夏休みでしたよね?
調べてみると、大分市の小学校は26日(月)が始業日だったんだとか。
「日本の夏も変わったんだなぁ~」だなんてしみじみ感じていた矢先、とある文章が私の胸に突き刺さりました。
コピーライターの糸井重里さんが運営している「ほぼ日刊イトイ新聞」というサイトがあります。
この中に「ほぼ日の学校長だより」という、河野通和さん(「婦人公論」や「中央公論」などの編集長を長く務められた方)が連載をしている企画があり、個人的にメルマガを購読しています。
今日更新の記事がこちら↓
夏休み明けに学校へ行くことを苦に自ら命を絶つ子どもたちの、なんと多いことか・・・。
一人ひとり、抱えている悩みはそれぞれだと思います。
でも、「命を絶つ」以外の居場所を探すことができなくなるとは・・・想像を絶します。
必要な情報はインターネットでなんでも見る事ができて、欲しいものもほとんど何でもそろう、一見するとそんな便利な世の中になりました。
しかし、その裏では得体のしれない不安に押しつぶされて、学校にも家にも居場所をなくしてしまう子どもたちがいます。
理由は様々ですが、個人的には「○か×か」で物事を判断する空気感が世の中で加速していることが大きいのかなぁ、なんて感じます。
「こんな間取りにすれば、頭のいい子どもに育つ!」とか、「子どもの健康のためにはこんな素材が絶対にいい!」という情報が入り乱れる住宅業界です。
それらの情報も一理あるとは思いますが、より慎重かつ本質的に住まいづくりに臨んでいく必要があるのではないでしょうか?
・・・と、偉そうなことを書き綴ってしまって、読み返して凹んでいますが(苦笑)
「それでいいんだよ」と言ってあげる余裕を、私たち大人がもっと持てるといいのかもしれません。