家具をつくる

みなさんおはこんばんにちは、安東です。

今日はとてつもなく寒い一日でしたね・・・

というか、この時期には普通、いやむしろ暖かいくらいなのでしょうが、調子が狂います。

みなさん、どうかご自愛を🙇

 

 

さてさて、2020年1発目の完成見学会が近づいてきました!

 

キッチンと一体になったカウンターテーブルがズドーンと存在感を放っています。

つまり、このご家族はダイニングテーブルを買わないという選択をしたわけですね💡

 

実はこのようなパターンが最近増えつつあります。

こちらは昨年お引き渡ししたお住まい↓

あえてダイニングテーブルは置かず、朝忙しい時間の軽食を済ませるためにカウンターを造作しています。

また、お嬢ちゃんたちが宿題をしたりするスペースも兼ねているわけです。

 

こちらも同じくダイニングテーブル不要のお住まい↓

軽食や軽作業はカウンターで、そして団らんは座卓を囲んでというスタイル。

 

これらの例に共通しているのは、「家具に複数の役割を兼ねさせる」という意識でしょうか。

「ダイニングテーブル」と言ってしまうと、その名の通り「食事の場」だけに限定されてしまいます。

そこをファジーに切り取って、「何にでもちょっと使いやすい場所」とするという、とても身軽な発想だと思います。

そういう居場所があちこちにさりげなくちりばめられている住まいって、何だか血が巡っていて楽しい気がします。

 

 

逆に、「造り付けることで家具の役割を固定する」ということも可能になります。

こちらは見学会場の寝室です↓

ベッドヘッドの高さから計算したところに、携帯や本、眼鏡を置く棚をあえて造り付けています。

ベッドの配置はめったに変えることがないので、棚を造り付けとすることで余分な家具を購入するという負担を減らしています。

 

そして時には、「動かせる家具」も造ることで空間を上手く可変させることも可能になります。

下の写真中央に見えている棚は、ビスを外せば移動できます。

 

住まいづくりでは、「職人さんによる造り付けの家具」も楽しんでほしいものです◎

何よりも手づくりって、嬉しくて愛着わきますもんね!!!

 

 

そんな手づくり家具の温かさを体感しに来てくださ~い◎