みなさんおはこんばんにちは、安東です。
いやはや、一週間ぶりのブログですね。
忙しさを理由にするのは未熟である証拠ですが、忙しかったんです(笑)
さて、ここからはお食事中の方には閲覧注意です。(それほどでもないかもしれませんが)
何せトイレのお話なので。
これから秋口にかけて建築が始まる、ある住まい。
そのトイレの図面がこちら↓
なんとなんと、和便器と小便器のコンビです。
木楽舎では初となる和式便器の登場に、不思議と心が躍っています。
というのは、単純に和便器の設置工事を見てみたいということと(笑)、本質的な健康に配慮したお施主さんからの要望が嬉しかったということが理由です。
和便器といえば、かがむのが辛い、床が汚れやすい、といったマイナスのイメージが付きもの。
しかし、この「かがむ」という行為が、意外と私たちの健康に一役買ってきたことをご存知でしょうか?
ちょっとだけ、↓のサイトの記事を読んでみてください。
【住まいマガジンびお】
和便器にかがむことで、下半身の筋肉が日常的に鍛えられ、骨盤の安定や筋肉の発熱による腹部温度の向上を促すという内容です。
それが生まれてくる赤ちゃんのための環境づくりにも役立つという、なんとも理にかなったお話です。
しかし現代は洋便器が主流となり、下腹部の筋力が衰え、さまざまな弊害を起こしているとも。
まさに、利便が生み出した不都合です。
実は、この住まいの奥様は助産師さん。
プラン当初から、「和便器がいい!」という強いご希望があったのは、家族の本質的な健康を願ってのことでした。
その他にも、「エアコンは設置しない」とか「布おむつを洗うための深めのシンクが欲しい」といったご要望がたくさん。
一見すると不便だけど、長い目で見ればいいことだらけのことを選ぶ、という価値観に胸が熱くなります。
(年上の私が気づかされてばかり)
私たち人間は利便ばかり追い求めて少し疲れ気味かもしれません。
今こそ、「このくらいで十分だよね」というラインを見極める勘を取り戻していく必要がありそうです。
あ、もちろん「木楽舎はこれから和便器が標準です!」ということはないので、あしからず(笑)
そういえば、20日(日)のイベント、早々に予約がいっぱいになったので、午後の部も開催します!!!