思い込みの怖さ~解決編~

みなさんおはこんばんにちは、安東です。

・・・季節の変わり目、しっかりとやられました。鼻風邪に。

そんなときに限って、掛け布団に愛猫がオネショするという・・・これは日々の行いを見直さなくてはなりません。

 

さてさて、ご報告が遅くなりましたが、20日(日)に開催した「壁の中と暮らしを覗く見学会」は満々員御礼にて無事に終了しました~◎

 

構造を強くする方法についてできる限り分かりやすくお伝えしたり、

 

壁の中に隠れてしまう素材や施工に関わる職人さんの苦労と想いをお伝えしたり、

 

木元さんの住まいで実際の暮らしを覗いてみたり、

 

普段は目にすることが難しい内容が盛りだくさんのイベントだったせいか、ご参加いただいた方々の興味津々な様子が嬉しかったです◎

 

ご参加いただいたみなさん、そして暮らしをオープンしてくれた木元さんご家族に改めて感謝です!

 

さて、先日のブログで桧張りの風呂にカビが!ということを書きました。

カビちゃんが生まれる原因となったもの、それは・・・

③空気を取り込みやすいようにドアを開けたまま換気扇を回していた

だったのです。

 

お恥ずかしい話、湿気を出すためにはドアを開けた方が良いだろうと思い込んでいましたが、実際は全くの逆効果でした。

 

そもそも、換気扇で乾燥させる原理は、「床や壁、天井の表面に気流を当てること」なのだそうです。

 

 

窓やドアを開けたままだと、湿気は出すけど、表面の水分の乾燥は遅くなるという事態に。

 

「え?でもでも、ドアと窓を閉めるとそもそも空気が入らないから気流が生まれないじゃん!?」

と感じたアナタ、スルドイ。

 

実は、最近の浴室ドアには「給気ガラリ」が付いたものが多いのです。

 

給気ガラリの口がせまいことで空気を取り込む勢いが強くなり、効率よく気流が生まれるというわけです。

(ホースの口をつぶすと水の勢いが増すのと同じ)

 

「うちの浴室ドアにはガラリが見当たらない・・・」という場合は、ちょっとだけドアを開けておけば良いと思います💡

身近なものにもまだまだ知らない(知ろうともしていなかった・・・)ことがたくさんあるものです。