みなさんおはこんばんにちは、代表の安東です。
先日のブログで上棟が延期となった現場。
ご近隣のご理解を得た上で、3連休の2日間をかけて棟上げを決行!!
曇りがちでピーカン照りよりは気温が低かったものの・・・
湿気の高さのせいで汗の気化熱が利かず、真綿で首を絞められるような暑さでした・・・
休憩時間中の静けさが過酷な環境を物語っていました(笑)
歩いて1分の所に住むお施主さんにもたくさんお手伝いしていただきました🙇
今回の住まいも例に漏れず、吐きそうなくらい(大袈裟)に悩み抜いてパッシブデザインしています。
分譲地であるものの、南側に道路があるので、冬も夏も抜群の日当たり。
ですから、この深い軒が夏に絶大な効果を発揮するのです。
理想は↓くらい(笑)
いざ、リビングの位置に立つと驚くほど涼しい!!
加えて風が通り抜けると、エアコンがなくても十分なくらいの体感温度になります。
↓は完成予想CGですが、明るさは確保しつつ、直接日射が入らないくらいの「仄暗さ」が肝要です。
話がそれましたが、みんなの汗と涙(?)によって無事に棟が上がりました!
設計者としては、立ち姿のイメージが狙い通りだったので、胸をなでおろしています(笑)
さて今回、丸2日間現場に張り付いて改めて思いますが、我々がプランをしたり図面を引いたりという「デスクワーク」は基本的にエアコンの効いた快適な環境で行うお仕事。
それを引き継いで実際に腕を振るってくれる職人さんが働く「現場」は、天候や気候に左右される過酷な環境。
その中で疲れた顔も見せず、黙々とビタッとした仕事をこなす職人さんたちこそ、もっと評価されてもいいものだと思います。
ということを言っても、ハニカミながら「いやいや、俺たちなんて、大したことないっすから、ウへへ」と笑う大工さんたち。んマーベラス。