みなさんおはこんばんにちは、木楽舎代表の安東です。
私たち建築屋にとって、「梅雨が戻ってきた」という言葉には恐ろしい響きが伴います。
そうです、現場の進み具合に大きな影響があるから・・・!
こちらは来週に上棟を控えた戸次の現場。
キレイに基礎工事が終わり、本来は昨日から土台敷きに入る予定だったのに泣く泣く延期に・・・
上棟日がズレるということは、↓のような影響が生じます。
- 当日に応援に来るはずだった大工さんの再調整
- お休みを調整してくださったお施主さんの再調整
- 当日予約していたクレーンのキャンセルと再予約
- 全体工期の若干のズレ
天候のため仕方がないとはいえ、遠足が雨で延びたような寂しさが・・・
・・・あ、いかんいかん、一番残念なのはお施主さんですもんね!!!
さて、愚痴から始まってしまいましたが、要は建築現場には想像を超える人々の関りがある、と言いたかったのです(?)
こちらは日出町で進行中の基礎現場↓
土間コンクリート(基礎床の表面部)の打設が終わったところですが、職人さんが這いつくばって何やらしています。
え、忍者やん!!!!
実はコレ、完全に乾き切る前のコンクリートの表面をコテで均(なら)して、キレイにしているところ💡
性能的には特に必要ありませんし、基礎業界では当たり前の所作ですが、↑の広さを2人で、しかも炎天下で均していくのは本当に大変なことです。
こうした「縁の下の力持ち」に支えられて、私たちの住まいは成り立っていくのです。
(なんだか本当に凄腕の忍者みたいな存在ですね・・・。)