自然な涼しさを生む住まい

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

今日は非常に

蒸し暑い一日でしたね😓

 

午前中はHome-Liveの

会場設営でしたが

外をちょっと歩き回るだけで

じっとりと汗が浮かびました

 

そんな中

建物の中に入ると

空気がカラッとしていて

ヒンヤリと心地がよい🤩

 

 

【涼しさの理由①】

壁の表面温度が低い

 

(測るのを忘れましたが・・・)

建物の断熱性を高くすると

外の温度が

室内に伝わりにくく

なります

 

その結果

壁の表面温度が

冷たく保たれ

 

その冷たい温度が

赤外線に乗って

私たちの肌に届きます

 

洞窟や鍾乳洞に入ると

涼しく感じるのと

全く同じです

 

さらに木楽舎では

遮熱の機能が付いた

透湿防水シート

壁の中に仕込んでいます

 

これによって

壁の中を通過しようとする

赤外線を反射して

熱をブロック

 

(2023.4.15のブログより)

 

これらは

大分のパッシブデザインにとって

欠かすことができません

 

 

【涼しさの理由②】

素材が湿度を

調整してくれている

 

自然素材の表面には

目に見えない無数の孔(あな)

空いています

 

この孔に水蒸気が出入りすることで

湿度の調整に役立ちます

 

ちなみにこちらの住まいは

杉の無垢床(節有り)

津久見産の漆喰(しっくい)の塗り壁

そして天井は構造木材

そのまま見せています

 

ここで誤解してはイケナイのは

漆喰は調湿性が高くはない

ということ

 

効果がゼロとは言いません

 

ただ

JISという鉱工業製品の規格では

漆喰には調湿性が

認められていないのです

 

詳しくは↓のブログをご覧ください

 

一方で様々な研究から

木材には調湿性がある

ということが確認されています

(林野庁HPが分かりやすいかも)

 

特に無垢の床材は

「超仕上げ」という

加工がされています

 

これはよ~く切れるカンナで

スパッと表面を削るので

湿気を出し入れする孔が

ツブれずに済む仕上げ

 

 

この床が絶えず

湿気を調整してくれていると思うと

大切にしたくなっちゃいますよね😚

 

 

このように

日本の家屋は

素材の特性を生かして

地域の自然と上手く

付き合ってきました

 

今回のHome-Liveでも

機械に頼らない心地よさ

感じてもらえると

嬉しいですね😊