みなさんおはこんばんにちは
代表の安東です!
今日は非常に
蒸し暑い一日でしたね😓
午前中はHome-Liveの
会場設営でしたが
外をちょっと歩き回るだけで
じっとりと汗が浮かびました
そんな中
建物の中に入ると
空気がカラッとしていて
ヒンヤリと心地がよい🤩
【涼しさの理由①】
壁の表面温度が低い
(測るのを忘れましたが・・・)
建物の断熱性を高くすると
外の温度が
室内に伝わりにくく
なります
その結果
壁の表面温度が
冷たく保たれ
その冷たい温度が
赤外線に乗って
私たちの肌に届きます
洞窟や鍾乳洞に入ると
涼しく感じるのと
全く同じです
さらに木楽舎では
遮熱の機能が付いた
透湿防水シートを
壁の中に仕込んでいます
これによって
壁の中を通過しようとする
赤外線を反射して
熱をブロック
これらは
大分のパッシブデザインにとって
欠かすことができません
【涼しさの理由②】
素材が湿度を
調整してくれている
自然素材の表面には
目に見えない無数の孔(あな)が
空いています
この孔に水蒸気が出入りすることで
湿度の調整に役立ちます
ちなみにこちらの住まいは
杉の無垢床(節有り)と
津久見産の漆喰(しっくい)の塗り壁
そして天井は構造木材を
そのまま見せています
ここで誤解してはイケナイのは
漆喰は調湿性が高くはない
ということ
効果がゼロとは言いません
ただ
JISという鉱工業製品の規格では
漆喰には調湿性が
認められていないのです
詳しくは↓のブログをご覧ください
一方で様々な研究から
木材には調湿性がある
ということが確認されています
(林野庁HPが分かりやすいかも)
特に無垢の床材は
「超仕上げ」という
加工がされています
これはよ~く切れるカンナで
スパッと表面を削るので
湿気を出し入れする孔が
ツブれずに済む仕上げ
この床が絶えず
湿気を調整してくれていると思うと
大切にしたくなっちゃいますよね😚
このように
日本の家屋は
素材の特性を生かして
地域の自然と上手く
付き合ってきました
今回のHome-Liveでも
機械に頼らない心地よさを
感じてもらえると
嬉しいですね😊