夏の太陽は(読み)ニクいヤツ

みなさんおはこんばんにちは

代表の安東です!

 

今日はプランが一案まとまりました

 

 

先日のブログでちょっと見せした

「おこもり部屋」のある住まい

修正プランです

 

今回は全体的に

ギュッとシェイプアップすることが

求められましたが

「おこもりスペース」は健在です↓

 

 

前のプランと同じく

北に面した場所なので

柔らかい光が均一に広がる

落ち着いた空間になりそう💡

 

ただ今回、気になるのは

西日が入るかもしれないこと

 

「え?北側なのに

この人、何言ってるの?」

と思った方もいるハズ

 

実は実は

夏の太陽は北からも差し込む

のです

 

 

↑の写真は3年前の上棟の様子

 

夕方の早い時間から

北側に日が当たっているのが

よく分かります

 

つまり

北面の日除け対策をしないと

暑い住まいになりやすい

ということです

 

先ほどの大きな窓も・・・

 

 

この時期は夕方5時くらいから

日が入り始めます

 

いくら高遮熱タイプのガラスを

使っているとはいえ

これだけ窓が大きい(1辺が90cmくらい)と

受け取る熱は無視できません

 

 

というわけで

玄関ポーチの屋根を少し伸ばしてあげて

さらに袖壁(そでかべ)を日除け代わりに

少しだけ出してあげます

 

これだけで夕方以降の暑さが

かなり変わってくるハズです

 

建物の表情も引き締まりますしね🤔

 

このような+αの部分がなくても

もちろん住まいは建ちます

 

むしろお施主さんからすれば

コストアップにつながる部分なので

付けない方が一見はお得です

 

しかしこのちょっとした工夫が

住まいの暮らしやすさを

大きく左右するのです

 

ですからたとえ

「別に要らない」

と言われたとしても

そこは駄々をこねたい(笑)

 

実は過去に

「ま、なくてもいっか」

と甘い判断をしたことで

お施主さんから

「パッシブデザインと聞いていたのに

暑くてたまらないんですけど?」

とお叱りを受けたことがあります・・・

 

もう二度と

そんな不快な思いを

してもらいたくない・・・

 

そんな気持ちで

パッシブデザインに関することは

特に熱が入ってしまいます

 

それでも要らないと

言われたときには・・・

 

しょうがない・・・

スダレをプレゼントしよう・・・