夏に涼しい住まいづくりについて【体感温度編】

みなさんおはこんばんにちは、安東です。

まだ5月だというのに、30℃を超える日が続くなんて・・・

地球は本当に大丈夫なのでしょうか・・・?

 

前回に引き続き、夏に涼しい住まいづくりについてです。

前回は「日射遮蔽(にっしゃしゃへい)」の重要性について書きました。

(その翌日、ブログを読んだOBのお施主さんから日射遮蔽パーツ増設のご相談をいただきました💡)

 

今回は「体感温度」についてです。

「きっと今、○℃くらいだろう」と肌で感じる予想温度のことです。

体感温度に影響を与える代表的なものといえば、「風」ですね。

しかし、それ以外にもこんなに要素があります↓

  1. 空気温度:いわゆる気温のこと
  2. 湿度:空気中に含まれる水分量
  3. 気流:空気の流れ
  4. 放射:詳しくはこちらの記事
  5. 着衣量:着ているものの材質や量
  6. 活動量

これらをまとめて「快適6要素」と呼びます。

心地よさはこれら6要素の組み合わせで左右されるというわけです。

 

さて、その中でも代表的な「空気温度・湿度・気流」の組み合わせを計算できるサイトがあります💡

ke!san-生活や実務に役立つ計算サイト

例えば、

  • 気温35℃
  • 湿度70%
  • 風速2m

この時の体感温度は・・・

(ke!sanより)

かなり下がりますね。

ちなみに、風速2m/sというと・・・

(南雄三 著「通風トレーニング」より)

木の葉が揺れるくらいの微風。

その土地の風向や風量を検討し、しっかり通風計画がなされた建物であれば、問題なく取り入れることができる風量です。

 

ということで、今回は「気温・湿度・気流」の分析についてまとめてみました。

次回はもう少し複雑なシミュレーションにチャレンジしてみようと思います💡

 

今週末は住まいる塾!!

 

そんでもって、来月は別府にて完成見学会9days!