最後の一仕上げ

みなさんおはこんばんにちは、安東です。

最近は日中の日差しは強いものの、空気はカラッとしていてとても心地が良いですね。

 

さて、先日の記事で社検の様子をお伝えした大分市上野町の現場。

今日は塗装屋さんが玄関前で何かをヌリヌリ・・・。

 

実はこれ、コンクリート保護材を塗っているところです。

 

木楽舎では玄関ポーチをタイルや三和土(たたき)にすることが多いですが、このようにコンクリートの上からモルタルをコテ押えで仕上げる土間にすることも。

その場合、どうしても細かいクラック(ひび割れ)が生じたり、表面に汚れが定着してしまったりします。

また、クラックから入った空気の影響で強いアルカリ性のコンクリートが中性化し、最悪の場合、中の鉄筋が腐食するということにもつながったりします。

 

そこで、このような保護材を浸透させることでコンクリートの劣化を防ぐことができるわけです。

 

隅の部分には刷毛で丁寧に塗り込んでいきます。

 

非常に地道な作業ですが、このひと手間が住まいの長持ちにつながっていきます。