今日は晴れたり雨が降ったり、読めない天気で困りましたね。
湿気が多くて汗も乾かず、早くすっきりとした晴れの青空を拝みたいものです。
こんな時期は虫が多くなるもの。実は私、会社が『自然と、暮らそう』を標榜している中で虫が苦手なんです。
特に、Gですね。
家の中に侵入するのを防ぐため、侵入経路潰しを画策しております。
その一つは、エアコンです。
エアコン、室外機と室内機を結ぶ配管は下図の3本があります。(電気配線を除く)
①太い銅管(冷媒を外に持っていく管)
②細い銅管(液体となった冷媒を室内に送る管)
③ドレンホース
画像はエアコン配管観察学会様よりお借りしています。
話が逸れますが、エアコン配管観察学会様からリンクされているこちらのページ(この「エアコン配管」がすごい!)、一読の価値があります。面白い。
話を戻しまして、①太い銅管②細い銅管、これらは完全に密閉されていて、虫が入るのは不可能です。
よって問題は③ドレンホース です。
特にアパートに設置されているエアコンは、ドレンホースがベランダに無造作に置かれていて、見たことがある!という方も多いのではないでしょうか。
このドレンホースを伝って、Gやその他虫が侵入するというのは有名な話なのです。
という訳で、対策として購入・設置したのが以下の写真です。
丁度ドレンホースの径に合うように作られているので、すっぽりはまります。
これで害虫の侵入は大方防げるでしょう。
ここで一点ご注意を。
エアコンメーカーさんがどうして標準装備しないのか?と考えたのですが、もし藻やその他ゴミがドレンキャップに詰まってしまった場合、排水ができず、湿気が室内に戻ってしまうのではないかと、そのクレームの可能性からキャップを標準で付けられないのではないかと、そういう結論に達しました。
このため、もしこの記事を見てドレンキャップを付ける方がいらっしゃいましたら、定期的な清掃は欠かさずに行うべきかと思います。
そして記事には続きがありまして、ドレンキャップの設置中に、もう一箇所害虫の侵入経路となり得る場所があるじゃないかと気づきまして…。
エアコンの配管カバー配線入り口です。
エアコンを購入する際に配管カバーを同時に設置する方が多いと思います。この配管カバー入り口は1~2cmの隙間があり、虫さんは自由に出入りできます。
虫さんがカバー内に入り、登って行った先はどうなっているのかというと…。
こんな風にエアコン配管用のパテ(粘土みたいなもの)でしっかり埋められています。
しかし、パテも人間の作りしもの。劣化という運命からは逃げられません。検索してみると鳥の巣ができている例も…!!
パテの定期交換が必要、でも配管カバーってすぐに外せるの?と疑問に思い、設置して頂いた電気屋さんに相談に行きました。
結果は、「ネジ止めされているだけなので、1F部分だけなら問題ありません。ただ、2F部分は高いハシゴが必要で、かつ危険なので勧められません」とのこと。
そこでまた対策をカバー入り口の方に戻りまして、カバーの入り口をパテで塞ぐのはどうですか?と聞いてみたところ…。
「お勧めできません。パテで埋めた事例を聞いたのですが、配管カバー内の換気ができず、結露水が充満してカバー内部・エアコン・配管周辺の壁内がカビだらけになった事例を聞いたことがあります」…と。
(この事例は特に湿気の多い地域だったとのことですが…。)
代案として、ネットで配管カバー入り口を覆うのはどうかと聞いてみたところ、それなら良いのでは!と言われました。
結果、植木鉢の底に置く鉢底ネットを配管カバーの穴の形に切り取り被せ、細かい隙間をパテで埋める案に落ち着きそうです。
んー長くなりましたね。
でも、私と同じように虫が苦手な方は多いハズ。そんな方のお悩みを少しでも解決できれば幸いです。
さて、人のお家は一棟毎にお悩みも違うもの。それを肌で感じるには見学会に参加するのが一番…!!
7月は二週連続で見学会を開催させて頂きます。是非とも参加して下さいね!